
一九九六年になると、タイ全国からたくさんの方々が瞑想に訪れるようになりました。十万人以上の方が同時に瞑想をするようになったのです。ですから4万人の施設では、儀式の最中に雨風、強い日差しをしのぐことの出来ない方々がたくさん出てしまいました。これを知ったルアンポーは新たに「サパータンマガーイサーコン」を二千ライ(約九十七万坪)に建設する構想を打ち立てました。新サパータンマガーイサーコンは2階建てで使用可能面積532,432平米(161,343坪)で、30万人の信者を収容することができる建物です。一九九六年七月に施工が始まり、施設が完成し、使用が始まったのは同年11月3日ガティナ衣式(法衣供養)でした。現在は、重要な年中行事には毎回20万以上の信者の皆さんがここに集まるようになりました。
これまでには間違った情報でタンマガーイ寺院を中傷したり、ここまで拡大する寺院を理解できない人もたくさんいました。しかし、現在これだけの人々がここへ瞑想をしに来ているのことが、どんな言葉より、仏教を布教するためにこれだけ大きな施設が必要であったことを証明しています。そしてなにより、ここまで大きくなるまでに支援をしてくれたのは、ここへ瞑想をしにくる信者の方々なのです。彼らは、タンマガーイ寺院の仏教の教えが将来社会に役立つと期待して瞑想に励んでいます。
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