
私は3年ほど前、まだ日本にいた時偶然に東京別院を知り、別院のスタッフをしていた友人もできたので、妻と一緒に寺院に出入りをしていました。そして、その年2006年8月より三年ぶりに再度タイに戻り、妻の実家タイ中部で家族で農場、有機肥料製造などを営んでいます。妻は、タイに戻り熱心なタンマガーイ寺院の信徒となりましたが、私は瞑想には興味がありましたが、たま一緒に寺院に行ったりボランティアをしたり、という状況でした。しかし、瞑想を続けるうちに心の平穏さを得られることを感じ真面目に取り組むようになりました。
タイに戻った数ヵ月後、東京別院の友人がタイに戻り僧侶となりました。東京大学でインド哲学博士課程を修了し博士号取得には論文提出だけが残っており、それを断念し帰国したことに驚き寺院を度々訪れるようになりました。そうしている内に、寺院の歴史等を知るにつれ興味深く感動しました。この寺院創立時の建設工事などでの過酷な労働で、お亡くなりになった比丘がいらっしゃることや、 住職のルァンポー・タンマシャヨー師初め僧侶の勤勉さ。
ルァンポー・タンマシャヨー師は、一日2時間の睡眠で一年中休みなく説法会を開かれ、すべてご自分で説法されている。他の比丘の皆様の勤勉さも、徐々に分かってきました。僧侶が上座仏教の厳格な戒律を厳守している姿を見ていると、友人のソムキャット僧侶に何度か聞かされた「全ての比丘が、仏道に命を懸けている」という事も実感できました。
寺院が行っている様々な活動にも関心を持ちました。善い行いや慈善活動を行うことは一般的ですが、ただ、教えだけではなく、僧侶が先頭に立ち積極的に悪い行いの元を断とう、とする平和な運動のスケールの大きさには感激しました。
昨年の初旬あたりからは瞑想での心の平和、落ち着きを実感するようになり、僧侶となった瞑想体験を是非味わってみたいと感じるようになりました。このころには、人間すべての争いの原因は、外側にあるのではなく内面にあるのではと感じ始めていました。心の中の煩悩という、争いの火種です。これを瞑想で消し去ることも可能のように思えてきました。短期出家を決めたのも、このような魅力ある瞑想をもっと深く知りたいと思ったからです。
そして昨年、寺院で六年目を迎えた国際短期出家に参加し、5ヶ月間上座部仏教僧侶となり瞑想修行を堪能しました。現在は時間が有れば寺院で、友人僧侶の翻訳のお手伝いなどのボランティアをしています。しかし、すべての宗教の存在は、人間が魂の存在を知ることで生きる目的を発見するためには無くてはならないものだとは思いますが、依存しすぎることには危惧しています。真理は自分自身が夫々に適応した手段で感じとり発見するものと思っており、私の場合はそれがタンマガーイ瞑想であって、日々瞑想に励むことによって仏陀の教えが少しづつ理解できて来ました。
出家体験からも感じることは、瞑想によって得られる心の平和によって日常生活が平穏なものとなり、社会生活に役立つ思考力も向上することです。異文化との交流に加え、このような効果により社会や世界の平和へと繋がっていくものと考えられます。寺院は世界中の多くの人々に、国籍、人種、宗教、宗派とは関係なく瞑想効果を知って実践してもらうために様々に尽力しています。
そのために世界23カ国に55ヶ所以上の別院でタンマガーイ瞑想法を広く紹介しています。 世界の平和を実現するためにも、国籍、人種、宗教、宗派に囚われず、一人でも多くの人々が瞑想を実践されることを祈念しています。
タイに戻った数ヵ月後、東京別院の友人がタイに戻り僧侶となりました。東京大学でインド哲学博士課程を修了し博士号取得には論文提出だけが残っており、それを断念し帰国したことに驚き寺院を度々訪れるようになりました。そうしている内に、寺院の歴史等を知るにつれ興味深く感動しました。この寺院創立時の建設工事などでの過酷な労働で、お亡くなりになった比丘がいらっしゃることや、 住職のルァンポー・タンマシャヨー師初め僧侶の勤勉さ。
ルァンポー・タンマシャヨー師は、一日2時間の睡眠で一年中休みなく説法会を開かれ、すべてご自分で説法されている。他の比丘の皆様の勤勉さも、徐々に分かってきました。僧侶が上座仏教の厳格な戒律を厳守している姿を見ていると、友人のソムキャット僧侶に何度か聞かされた「全ての比丘が、仏道に命を懸けている」という事も実感できました。
寺院が行っている様々な活動にも関心を持ちました。善い行いや慈善活動を行うことは一般的ですが、ただ、教えだけではなく、僧侶が先頭に立ち積極的に悪い行いの元を断とう、とする平和な運動のスケールの大きさには感激しました。
昨年の初旬あたりからは瞑想での心の平和、落ち着きを実感するようになり、僧侶となった瞑想体験を是非味わってみたいと感じるようになりました。このころには、人間すべての争いの原因は、外側にあるのではなく内面にあるのではと感じ始めていました。心の中の煩悩という、争いの火種です。これを瞑想で消し去ることも可能のように思えてきました。短期出家を決めたのも、このような魅力ある瞑想をもっと深く知りたいと思ったからです。
そして昨年、寺院で六年目を迎えた国際短期出家に参加し、5ヶ月間上座部仏教僧侶となり瞑想修行を堪能しました。現在は時間が有れば寺院で、友人僧侶の翻訳のお手伝いなどのボランティアをしています。しかし、すべての宗教の存在は、人間が魂の存在を知ることで生きる目的を発見するためには無くてはならないものだとは思いますが、依存しすぎることには危惧しています。真理は自分自身が夫々に適応した手段で感じとり発見するものと思っており、私の場合はそれがタンマガーイ瞑想であって、日々瞑想に励むことによって仏陀の教えが少しづつ理解できて来ました。
出家体験からも感じることは、瞑想によって得られる心の平和によって日常生活が平穏なものとなり、社会生活に役立つ思考力も向上することです。異文化との交流に加え、このような効果により社会や世界の平和へと繋がっていくものと考えられます。寺院は世界中の多くの人々に、国籍、人種、宗教、宗派とは関係なく瞑想効果を知って実践してもらうために様々に尽力しています。
そのために世界23カ国に55ヶ所以上の別院でタンマガーイ瞑想法を広く紹介しています。 世界の平和を実現するためにも、国籍、人種、宗教、宗派に囚われず、一人でも多くの人々が瞑想を実践されることを祈念しています。
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